住友不動産では、着工前に「着工会」という、現場監督と営業さんと施主で仕様の最終確認をするイベントがあります。
こんな感じの確認シートや、100枚以上の書類に押印します。
押印した書類は製本されて、後日郵送されてきます。
着工会は時間がかかると聞いていたので、ぼぼやま(当時0歳7か月)はばぁば・じぃじのところに預けて行きました。
ベテランの現場監督さんからアドバイスをたくさんいただけたので、書いておきたいと思います。
監督からのアドバイス
標準の屋外コンセントは安価でかっこいいやつがある
屋外コンセントは4,500円でこちらに変えることができるそうです。
パナソニックのスマート接地防水ダブルコンセント(防水・防塵保護カバー付)の抜け止め型、シャンパンブロンズ色(WK4662Q)です。
我が家は家の正面に屋外コンセントがあるので、これは即決でオプションをつけさせていただきました…
電気の契約アンペアはなるべく小さいものを選ぶ
これは、契約アンペアを上げるのに工事費などはかからないが、下げる際にはかかるから、とのことです。
中部電力のウェブサイトには、以下のように書いてありました。
Q.料金メニューや契約容量を変更する場合、費用はかかりますか?
https://faq-miraiz-chuden.dga.jp/faq_detail.html?id=8038
A.契約容量を増加させる場合は、原則として工事費等は発生いたしません。契約容量の増加を伴わない場合で、計量器や契約用ブレーカーの取替え以外の工事を伴う場合は、工事費が発生する場合があります。この場合、一般送配電事業者が定める工事費をお客さまにお支払いいただく必要があります。詳しくは、担当窓口までご相談ください。
はっきりと「契約容量を下げる場合は費用がかかる」と書けない理由が何かあるんでしょうか…!?
ということで、我が家は50Aで契約しました。
オール電化の35坪のおうちですが、今のところブレーカーが落ちたことはありません。
ちなみに契約アンペアは電話一本で上げることができるそうです。
2階のトイレにはふかし壁ができる
これは図面であらかじめ分かっていたんですが、2階のトイレは通気弁を隠すため、壁を一部ふかすそうです。
これは配管に空気を入れると、トイレを流した時に音がしづらいからとのこと。
我が家はこんな感じで、収納カゴを置けるようにしています。
可動棚のレールの高さは床から30cmのところが良い
これは、可動棚のレールの長さが180cmだそうで、床から30cmのところに設置して高さ30~210cmにレールが来ると便利だからだそうです。
確かに、床から0~30cmのところに可動棚の棚板を設置することって多分ないですよね。
ただ、我が家はスーパーインテリアコーディネーターYさんのおかげで、図面上すでにいい感じの高さになっていました。
基礎のコンクリを打った後に雨が降ると良い
古代のことわざのようですが、コンクリート打設後、固まる最中に雨が降るのはむしろ良いこととのことです。
(着工会でおっしゃるということは、基礎コン打設後に雨が降って、あわてた施主から監督さんに連絡が来ることがよくあるんでしょうか。)
余談ですが、我が家はコンクリ打設後雨が降りまくって、写真を撮ったものの水たまりに隣家が反射して写ってしまい、ブログに載せられるものが少なそうです…(泣)
思ったこと
監督の経験から蓄積された知識はすごい!
とにかくすごいです。何聞いても答えてくれます。
わたしはどうでもいいことが気になってしまって、気になった瞬間に聞いちゃう迷惑な性格をしているんですが、どんな質問にもめちゃくちゃ丁寧に答えてくれます。
さらに、ベテランの監督さんなので、後悔ポイントになりそうなところは先回りしてアドバイスをしてくれました。
育休中で時間があるので、着工会まで家関係の調べものはたくさんしてきたつもりでしたが、監督の知識には遠く及びませんでした。(当たり前)
着工会は精神的に疲れる
着工会の大部分は仕様を確認する時間なんですが、これが最終確認なんだと思うとかなり疲れます。次の予定は入れないほうが良いと思います。(大きなお世話)
ちなみに我が家は事前に「外部仕上表」「内部仕上表」という選択した仕様の一覧表をデータで送ってもらってチェックしていたので、当日の確認少しが楽になりました。
しかし我々以上に監督や営業さんは疲れていたと思いますので、おうちづくりに関わってくださるみなさんには感謝しかないですね。
契約から着工会までは約3か月でした!