住友不動産の注文住宅の外観と言えば、わたしは「Jアーバン」を真っ先に思い浮かべます。
我が家の徒歩圏内にも、ザ・Jアーバンなおうちが何軒かあります。
半透明のガラス(ガラスマリオン)と、小さい連窓が特徴的で、一条工務店の家ばりに「見る人が見ればハウスメーカーが分かる」おうちです。
我が家は「邸宅型住宅」シリーズの「Japanese」というプランになっていました。見た目は全然日本の伝統的住宅っぽさはないんですが、消去法でこれになったんじゃないかと思います。
こういう自由設計的なプランだと、ハウスメーカーが住友不動産かどうかは正直分かりませんね。
さて、Jアーバンでも邸宅型住宅でも、決まった製品から外壁や屋根材の中から使用したいものを選択します。その製品についてご紹介します。
外壁の標準仕様について
外壁は、サイディングが標準仕様です。
サイディングのメーカーはケイミューかニチハの以下の製品から選択できました。
メーカー | 商品名 | 仕様 |
ニチハ(株) | モエンエクセラード16 | プラチナコート付き シーリングはプラチナシール |
ケイミュー(株) | ネオロック・光セラ16 |
どちらも16mm厚です。
サイディングは〇〇調みたいな何かを模したものが多いんですが(タイルっぽいとか、木っぽいとか)、サイディングの厚さが厚いほどその偽物っぽさが薄まるというか、本物っぽく見えます。(個人の感想です笑)
18mm厚とか、もっと厚い商品もあります。
ニチハは「プラチナコート」という30年色あせしない仕様が標準仕様ですが、ケイミューは光触媒でセルフクリーニングしてくれる「光セラ」が標準仕様です。
ケイミューの方が良いものではないかと個人的に思いますが、正直サイディングはサイディングの板自体ではなくてシーリング(コーキング)の方が傷みが早いと思っているので、我が家はシーリングの使用量を最小限にできそうなニチハの「Fu-ge」を選んでいます。(オプションです。)
屋根について
屋根はケイミュー一択でした。標準仕様は以下の通りです。
メーカー | 商品名 | 仕様 |
ケイミュー(株) | コロニアルグラッサ | 16色から選べる |
我が家は住まいるフェスタ特典で「コロニアル遮熱グラッサ」にアップグレードしてもらっています。
「コロニアル遮熱グラッサ」の方がより太陽光を反射して屋内が涼しくなるようですが、「コロニアルグラッサ」でも選ぶ色次第で日射反射率は結構高いんですよね。
逆に遮熱グラッサシリーズでも、濃い色だとあまり太陽光を反射しません。
ということで、無料でアップグレードしてもらえたのでありがたくいただきましたが、お金を払ってアップグレードするかと言われると少し考えちゃいます。
ちなみに雪止め金具は標準仕様でついてきます。他ハウスメーカーだとオプションだったりしますね。
軒天について
「軒天ボード」が標準仕様でした。数色から選べると思いますが、我が家は早々に木目の軒天(オプション)を検討していたので、詳細は分かりません。
住友不動産の外壁・屋根の標準仕様は高いのか?
外壁について
外壁はなんとも言えないですね。
外壁はメンテナンス費用がほぼかからないという面でサイディングよりタイルの優位性が高いんですが(価格も高いです)、タイルが標準仕様のハウスメーカーがあるので、サイディングが標準仕様の住友不動産がめちゃくちゃ良いとは言い難いです。
ただ、サイディングでも16mm厚のサイディング+高耐久シーリングが標準仕様なので、サイディングの中では仕様が高いと思います。
タイルよりサイディングの見た目(塗り壁調や木目調、ガルバ調、コンクリート打ちっぱなし調など)が好みの方にとっては魅力的な標準仕様だと思います。我が家はナチュラルな感じの塗り壁調にしたくてタイルはもともと検討していなかったので、問題なかったですね。
屋根について
屋根もまぁ普通ですよね(笑)
スレート屋根は耐久性に若干不安があるんですが、瓦にするほどの熱意もなかったので、コロニアルグラッサで必要十分かなと思っています。
一条工務店でも「コロニアルクアッド」(耐用年数はコロニアルグラッサと同じ30年だけど選べる色が少ない)ですしね。(何かと一条工務店と比べてしまいますが、相見積もりを取ったので詳しいというだけで、他意はありません…)
まとめ
住友不動産の家の外観に関わるところの標準仕様は「普通~良い」と感じました。外壁はサイディング、屋根はスレート材でOKという方であれば、かなり満足できる仕様だと思います。
サイディングは思っていたより可愛いのがいっぱいあります♡タイルと迷っている方はニチハやKMEWのショウルームに行ってサイディングを見てみることをおすすめします!