一条工務店と住友不動産の標準仕様の違いが知りたい方向けの記事です。
とても長いので、3記事に分割しています。(これは2記事目で、「一条工務店には含まれていて住友不動産に含まれていないもの」について書いてあります。)
前の記事はこちらです。
続いては、一条工務店の標準仕様に含まれていて、住友不動産には含まれていない仕様です。
一条工務店の標準仕様には含まれているもの
全館床暖房
一条は全館床暖房が標準仕様です。
住不でダイキンのホッとエコフロア「1MU40RFV」+4.6畳分の床暖房をつけたら55万円かかりました。
高断熱の樹脂窓
一条は熱貫流率 0.8W/㎡・Kの高性能樹脂窓が標準仕様です。住不は2.33W/㎡・KのエピソードNeo(防火・準防火地域は防火窓Gシリーズ)が標準なので、窓の断熱性能が全く違います。(熱貫流率は数字が小さいほど性能が良いです。)
我が家はオプション代(1窓あたり約2万円)を払って掃き出し窓をYKKのAPW330(APW331)にグレードアップしていますが、それでも1.3W/㎡・Kですので、一条はいい意味でとってもやばいです。
玄関ドアをプロノーバにする費用
一条は無指定地域(防火・準防火地域でない地域)では、三協アルミの「プロノーバ」が標準です。これは断熱性能がめちゃくちゃ良くて、熱貫流率が1.2〜1.75W/㎡・Kです。
住不は1ランク下の「ファノーバ」(熱貫流率は2.33〜4.07W/㎡・K)が標準です。
ただし、一条でも防火・準防火地域は「ファノーバ」が標準仕様になります。
プロノーバ、一条工務店の標準仕様の中でいちばん羨ましいです…
ホスクリーン設置費用
天井につけて物干しざおがかけられるグッズです。一条はホスクリーン3箇所が標準でついてきます。
エアコン設置費
一条では標準で長府製作所のRAYエアコンが1台ついています。
我が家はエアコン3台で約50万円かかっているので、これもめちゃくちゃ羨ましいです。
外壁タイル
一条は標準が「石目調ボーダータイル」です。
住不は標準がサイディング(16mm)なので、一条の方が良いですね。
さらに、一条は1.3万円/坪で「ハイドロテクトタイル」にアップグレードできます。35坪なら45.5万円ですね。
ちなみに住不だと壁面積1㎡あたり0.75万円で住友不動産オリジナルハイドロテクトタイルが選べます(2020年の半期決算キャンペーンチラシより)。35坪のおうちの壁面積は160~190㎡くらいだそうですので、住不でハイドロテクトタイルにしようとすると120~142.5万円くらいかかります。
防犯警報装置
一条では標準でついてきます。窓を開けると警告音が鳴ります。
ハニカムシェード
一条はハニカムシェードが標準でついてくるので、こだわらなければカーテン代がうきそうです。
エコキュート代
一条は標準が「370ℓの三菱電機製角形エコキュート」です。住不では標準でついていないので、我が家はエコキュート(ダイキン製460ℓEQ46UFV)代が45万円まるまるかかりました。(設置費込・税抜)
第一種換気システム
一条はロスガード90という第一種換気システムが標準でついています。住不はウッドパネル工法だと第三種換気(ダイケン)が標準仕様でした。
次の記事に続きます。